渡邊 淳司  (1976年生まれ

2000 年 3月 東京大学 工学部 計数工学科 卒業
2002 年 3月 東京大学大学院 工学系研究科 計数工学専攻 修士課程修了
2005 年 3月 東京大学大学院 情報理工学系研究科 博士課程修了 博士(情報理工学)
2005 年 4月 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 客員研究員
2005 年11月-2009年3月 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業 個人型研究 (さきがけ)研究員
2009 年 4月-2011年3月 日本学術振興会 特別研究員PD
2011 年 4月〜2013年3月 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 
            リサーチスペシャリスト
2012 年 4月〜 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 物理情報システム専攻 連携講座准教授
2013 年 4月〜 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 主任研究員

人間の知覚メカニズム,特に視覚・触覚の研究を行う.人間の知覚特性を利用したインタフェース技術を開発,展示するなかで,人間の感覚と環境との関係性を理論と応用の両面から研究している.
近年は,SIGGRAPH(2006,2007,2008,2009)を初めとする学会活動だけでなく,文化庁メディア芸術祭(2006,2007,2008),ArsElectronica(2002,2004,2007-2009,2011)等の芸術祭においても数多くの展示を行う.Prix ArsElectronicaインタラクティブ部門審査員(2012).

研究分野:
・視覚、触覚の基礎研究及びそれらを表すオノマトペの研究
・人間の知覚特性を利用した情報提示装置の開発
・それらの一般に向けた展示手法

所属学会:
日本バーチャルリアリティ学会,映像情報メディア学会,感性工学会,情報処理学会
視覚学会,基礎心理学会,認知科学会、モノ学・感覚価値研究会

主な展示先学会,芸術祭,科学館:
SIGGRAPH,Ars Electronica,文化庁メディア芸術祭、日本科学未来館
2010年 東京都現代美術館 サイバーアーツジャパン─アルスエレクトロニカの30年
2009年 日本科学未来館 3Fメディアラボ「感覚回路採集図鑑」

主な受賞:
2011年 Ars Electronica “Interactive Art” division Honorary mentioned
2009年 平成20年度(第12回) 文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞
2008年 インタラクション2008 インタラクティブ発表賞
2008年 平成19年度(第11回) 文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品 選出
2007年 平成18年度(第10回) 文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品 選出
2005年 日本視覚学会冬季大会ベストプレゼンテーション賞 受賞
2004年 Ars Electronica “NextIdea” Honorary mentioned
2003年 電子情報通信学会ヒューマン情報処理研究会HC賞(ヒューマンコミュニケーション賞)
2002年 日本バーチャルリアリティ学会学術奨励賞 受賞
2001年 日本バーチャルリアリティ学会論文賞 受賞

連絡先: watanabe.junji[at]lab.ntt.co.jp